石北本線 中越信号場 他【木造駅舎カタログ】落ち穂拾い35/346

※2017年1月撮影
トップ画像、JR北海道石北本線上川駅に到着。
この日は、宗谷本線で稚内駅まで往復、その後旭川駅から宗谷本線で上川駅までたどり着きました。上川町は、スキージャンプ高梨沙羅さんの出身地。駅、旅館、居酒屋、何処に行っても彼女のポスターがあります。(笑)
翌朝、朝6時過ぎの上川駅、石北本線で遠軽駅を目指します。凄い雪・・・。2022年現在、遠軽行は1日1本しか運転されていませんが、この時は、1日2-3本あった様な記憶があります。何と、前夜旭川駅から乗って来た3両編成がそのまま遠軽駅に向かいます。
※2017年1月撮影
2001年まで駅だった中越信号場で停車。運転停車なので乗降ドアは閉まっています。ハシゴを持った保線員さん5人が運転席のドアから車内に乗ってきました。周辺に人家はありません。旧駅舎は、駅が開業した1929年(昭和4年)の木造駅舎。信号場に木造駅舎が残っています。
※2017年1月撮影
標高634m、北海道のJR駅では最も高いところにあった上越駅が、周辺住民が全くいなくなり1975年(昭和50年)信号場になった上越信号場にも運転停車。先ほど中越信号場から乗り込んで来た保線員さんたちが降りてゆきました。ハシゴを持った人が見えます。あのハシゴで運転席の扉から降りたのです。駅開業の1932年(昭和7年)の木造駅舎。
※2017年1月撮影
ようやく1つ目の白滝駅。上川駅から37.3kmの勾配を約50分かけて登ってきました。1989年(平成元年)に改築された二代目駅舎。
※2017年1月撮影
ちなみに上川駅~白滝駅間には、天幕駅、中越駅、上越駅、奥白滝駅、上白滝駅と5つの駅がありましたが、廃止(あるいは信号場に格下げ)で駅が無くなり在来線で定期旅客列車運行する区間としては最長になっています。
言い換えれば、この廃駅(信号場)が並ぶ区間は、ほとんど人家が無くなっていて、運転士さんは「人よりも熊の方が多い」と笑っていました。その通りなので、シャレになりません。(笑)
下白滝信号場は、2016年(平成28年)までは駅でした。駅舎が残っています。左の改札口だった場所には鉄製のラッチ。
※2017年1月撮影
遠軽駅に到着。3両編成は切り離され左側の2両で網走駅までゆきます。この先は利用者が少ないのです。右は、上川行になります。右のホームには北見方面から来た優等列車から降りた人たちが跨線橋に上っています。遠軽駅は、全国的にも珍しい平面スイッチ・バック駅なのです。
※2017年1月撮影
遠軽駅で少々休憩。次回に続きます。
※駅周辺人口は、駅を中心にした半径500m、直径1km円内の人口データ(国勢調査 2010年/平成22年)
※使用している写真は筆者が以前にプライベートな鉄道旅で撮ったスナップ写真です。
※過去のコラムで同じ写真を使用している場合があります。
※コラム中の値段は撮影当時のものです。
※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。
※鉄道撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいているものです。鉄道を撮影する時は感謝の気持ちを伝えましょう。ありがとうございます。
(写真・文章/住田至朗)