鶴見線 安善駅【木造駅舎カタログ】03/387

※2022年4月撮影
トップ画像は、JR東日本鶴見線安善駅。
鶴見線の駅名は、その創設が埋立地の工場地帯に敷設されているので歴史的な地名などでなく工場などに関係する人名から命名されていることが多いです。
安善駅は、鶴見線の元になった鶴見臨港鉄道を支援した安田財閥の創業者安田善次郎にちなんでいます。
木造駅舎は、2014年(平成26年)頃に改修され元の駅事務室部分を解体縮小されています。
※2022年4月撮影
駅出入口。無人駅、簡易自動改札機が設置されています。
※2022年4月撮影
安善駅は1926年(大正15年)貨物駅として開業。現在も南側に貨物支線が残っています。かつては貨物支線の終点に浜安善(貨物)駅がありました。1930年(昭和5年)旅客駅の安善通駅が開業。1943年(昭和18年)戦時下の国有化で鉄道省鶴見線になり貨物駅と旅客駅を統合して安善駅になりました。
現在の駅舎はこの時に建てられたものかと思われますが建物財産標などは見つけられませんでした。1987年(昭和62年)国鉄分割民営化でJR東日本に継承されています。
駅前は酒屋さん。
※2022年4月撮影
西側から。かつては妻側にも駅出入口がありました。
※2022年4月撮影
現在は自転車等が駐められています。
※2022年4月撮影
酒屋さんの前辺りから安善駅西側の公道踏切。
※2022年4月撮影
踏切の脇に「安善駅長」からの注意書き看板があります。駅長がいた時代は1970年代まででしょうか。おそらく50年くらい前の看板です。
※2022年4月撮影
踏切の左側に安善駅のビルが見えます。貨物駅でしょうか。この道を真っ直ぐ南下するとかつての貨物支線、浜安善(貨物)駅跡があります。
※2022年4月撮影
踏切の途中から安善駅。島式ホームと構内踏切。
※2022年4月撮影
踏切から鶴見駅方面。
※2022年4月撮影
安善駅構内は広く、貨物取扱の側線にタンク車が駐まっていました。鶴見線の出自は貨物線なのです。
※2022年4月撮影
踏切の南側から。駅の北には住宅街が広がっています。
※2022年4月撮影
※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。
※鉄道撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいているものです。鉄道を撮影する時は感謝の気持ちを伝えましょう。ありがとうございます。
(写真・文章/住田至朗)