08横浜線 大口駅東口【木造駅舎カタログ】397

※2022年4月撮影
トップ画像は、JR東日本横浜線大口駅東口。何と横浜線、横浜市内神奈川区に昭和22年(1947年)に作られた駅舎があるというので見に行ってきました。
新型コロナ・ウイルス感染拡大以前は八王子で筆者の高校以来の友人が定期的にライブを演るので三浦半島から横浜駅経由でしばしば横浜線に乗りました。正直言ってそれ以前はほとんど乗ったことが無く、沿線にも全く土地勘はありません。
でも古い駅舎があるなんて想像もしていませんでした。新横浜駅が、東海道新幹線開業に合わせて1964年(昭和39年)に開設されたことはニュースなどで知っていました。
しかし、鴨居駅(1962年/昭和37年開業)、十日市場駅(1979年/昭和54年開業)、成瀬駅(1979年/昭和54年開業)、古淵駅(1988年/昭和63年開業)、矢部駅(1950年/昭和25年仮乗降場開業 1957年/昭和32年駅に昇格)、八王子みなみ野駅(1997年/平成9年開業)、片倉駅(1957年/昭和32年信号場から駅に昇格)・・・と横浜線に7駅も戦後開業していたことを知りませんでした。
特にユニークなのは矢部駅。在日米軍相模総合補給廠に行くアメリカ人が淵野辺駅と相模原駅の間で運転士に停止を要求して乗降することが頻繁になったことで1950年(昭和25年)に相模仮乗降場が開設されました。それが1957年(昭和32年)正式に矢部駅になったのです。
横浜線は、1908年(明治41年)に開業した私鉄の横浜鉄道(東神奈川駅~八王子駅間42.49km)が始まりでした。甲信地方や八王子で生産される生糸を横浜港へ運ぶ貨物線としてスタートしたのです。1917年(大正6年)に国有化されました。その後、1960年代から沿線開発や大学設置などで利用者が増加。1988年(昭和63年)までに全線が複線化されました。要は、横浜・東京のベッドタウンとして急速に宅地化が急速に進んだのです。
東口を出ると駅前ロータリーには大きな樹木。ビルは並んでいますが喧噪はなく至って静かでした。
※2022年4月撮影
駅前ロータリーはゆったりとしています。
※2022年4月撮影
大口駅は、1947年(昭和22年)開業。1987年(昭和62年)国鉄分割民営化でJR東日本に継承されています。2021年(令和3年)スマートホームドアが設置されました。
駅舎の南側には時間制の駐輪場があります。
※2022年4月撮影
左端にバリアフリー化でエレベーターが設置された構内跨線橋が見えます。

※2022年4月撮影
北側から。
※2022年4月撮影
駅出入口。
※2022年4月撮影
西口を忘れるところでした・・・。次回は西口です。
※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。
※鉄道撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいているものです。鉄道を撮影する時は感謝の気持ちを伝えましょう。ありがとうございます。
(写真・文章/住田至朗)